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  • 2025/06/03 掲載

JALの基幹システム「50年ぶり大改革」の裏側、1.2万人を巻き込んだ推進体制とは?

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JALの基幹システム「50年ぶり大改革」の裏側、1.2万人を巻き込んだ推進体制とは?

JALは、DXに意欲的に取り組んできた企業である。1995年からネットビジネスを推進してきたほか、2017年には、50年使用されたJAL旅客基幹システムを刷新する『SAKURAプロジェクト』を実施している。また近年は、利用者向けに発行するJALカードから得られるデータを分析にかけ、経営判断に生かすなどの取り組みもしている。これらの変革を推進してきたJALカード代表取締役社長の西畑智博氏が、具体的な事例を交えながら、変革の取り組みでの学びと挑戦について解説する。

JALの旅客基幹システム刷新「SAKURAプロジェクト」とは?

 DX推進において、古い基幹システムをいかに刷新していくかが大きなポイントになる。老朽化した基幹システムは、最新の技術に対応していないケースが多いためだ。データのブラックボックス化や拡張性の限界、維持コストの増加などの弊害も考えられる。JALでは、2017年にJAL旅客基幹システムを刷新する『SAKURAプロジェクト』を実施した。

 当時、担当役員として「SAKURAプロジェクト」を率いたのが、現・JALカード代表取締役社長の西畑智博氏だ。

「JALでは2011年にプロジェクトを立ち上げ、2017年に50年ぶりに旅客基幹システムを全面的に刷新しました。この変革は新たなテクノロジーの導入のためにも、費用の効率化を実現するためにも、必須の作業だと考えていました」(西畑氏)

 JALが航空券の予約に関する旅客基幹システムを作ったのは、1967年だった。その後、大きく変更することなく、50年もの間使われてきたという。このシステムの刷新を目的として立ち上げられたのが、「SAKURAプロジェクト」である。

「基幹システムを刷新するためには、巨大なプロジェクトが必要です。その推進には、新たな手法の導入が求められます」(西畑氏)

 ここから更に詳しく、旅客基幹システムの刷新プロジェクトやJALカードの挑戦について、解説していく。

この記事の続き >>

  • ・期間は7年、投資規模は800億円…JAL史上最大の全社プロジェクト
    ・ウォーターフォールからの大転換、JALが実践した新たな開発手法とは?
    ・JALカードが仕掛けるデータビジネス革命、350万会員のデータ活用

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